人材業界はこんなとこ
皆さんこんばんは!
出向マンのニコです!
今日は就活生や、これから転職を考えている方向けに人材業界について話します。
上っ面だけ話す面接官や人事よりはリアルで生々しいをしますので最後まで見てってください。
特に就活生で人材業界も選択肢にあるよって人は特に見ることをお勧めします。
人材業界とは
人材業界とはその名の通り人材を扱うサービスを展開している業界です。
自社サービスとして人を提供することが根源にある業界です。
具体的には人材紹介や人材派遣などが最たる例ですね。
人の欲しい企業に人を提供したり、欲しいポジションの人材を見つけて提供したりしているわけです。
人材紹介などはこちらのサイトに詳しく書かれているので見てみると理解できると思います。
世の中の企業が事業を継続していくにあたり、自社の何かをお客さんに買ってもらわないといけません。
家電販売店であればテレビや洗濯機だし
タバコ屋であれば煙草を売ってるわけです
つまり、人材業界の企業は人を企業に売っています。
人を商品にして活動しています。
なので、この業界で長く働いている人ほど「人=物」の考え方が定着してます。
僕も2か月がたった今だんだんとそのマインドになってしまってきています。。
ちなみに学生たちの就活のおともポジションを固いものにしている
人材業界っぽく見えて実は違います。
彼らは人を集めるための広告媒体を提供しているので正確には広告業にあたります。
まあ広い意味での人材業界には当たるのかもしれませんが。
実際各企業を細かく業界カテゴライズしてもきりがないので
今回は商品として人を提供している業界を人材業界とします。
人材業界の良いところ
人材業界の現状の良いところとしては今感じているのは2つで
①昨今の人手不足でかなりイケイケな業界
②人の人生に触れることができる
この2点ですね。
①昨今の人手不足でかなりイケイケな業界
高齢化で団塊世代が多く抜け、それだけでなく少子化問題が重なる。
今の日本の企業はかなりの人材不足に悩まされてます。
実際に多くの企業を訪問し、たくさん話を聞いていると実感できます。
正直僕が思っていた以上に不足してます。
前回エンジニアが不足してると話しましたが
それはエンジニアが特に不足しているというだけで
どの職種も満足に人を補充できていないのが現状です。
なので営業で企業に訪れるとほぼ確実に紹介・派遣案件の仕事を貰うことができます。
人材業界の営業としては稼ぎ時です。笑
②人の人生に触れることができる
これは人によって良し悪しが分かれるかもしれませんが
この業界で人に職業をしたりすることで、少なくともその一瞬は、その人の人生に介入することになります。
場合によっては紹介した先で今まで以上に稼ぐことができて幸せになっているのかもしれないし
予想とはかけ離れた就業先で大事な人生の時間を奪っているかもしれない。
でも紹介した人に感謝されるとめちゃめちゃうれしいです(これはけっこうがち)
一回のやりがいがとても大きいのが良いところです。
人材業界のつらいところ
つらいところはたくさんあります。
①企業と人の両者を相手にしなければならない
②自分ではどうしようもないことで問題が起きちゃう
①企業と人の両者を相手にしなければならない
人材業界のサービスとしては、「職を求める人」と「人を求める企業」の両者を相手にしなければなりません。
これって結構きついです。
互いに面識のない友達の間を取り持つのって結構きつくないですか?笑
互いの愚痴を聞きながら、どっちにもいい顔するってきつくないですか?笑
THE それ↑って感じです。
企業側の意見も聞き、求職者側の意見も聞き結び付けてあげる。
これかなり難しいですよ。
どっちも相手に求める要望があるんですけど、互いに完璧にマッチすることなんてほとんどないです。(たまーーーーーに奇跡レベルである)
なので両者の本当に必要としている要望を理解する必要があります。
最初に言ってきた要望の無駄なところを削いでく感じです。
この作業を毎日やらなければならない。
むしろやらないと売り上げが出せない。
②自分ではどうしようもないことで問題が起きちゃう
一番きついのがこれです。
人材業界って人を商品にしてるって話しましたが
商品が人ですよ?
理解しきれるわけがないんです。
テレビを売る会社であれば、説明書見れば問題解決ですし、そもそもどのような機能を持ってて、どんな動作するなんてわかります。
でも人はそれがわからないんです!笑
ある程度こっちで理解しても想定外のことが頻繁に起こります。
それがおおきな問題になり企業からも文句を言われ、人からも文句を言われる
究極の板挟み状態になります。
なのである程度のストレス耐性があって、ヒューマンスキルに長けていないとこの業界でやっていくのは難しいと思います。
良くも悪くもめっちゃ成長できる
ざっくりまとめると
めちゃめちゃ成長できます。
かなりつらいし、ド理不尽な面もありますが、成長環境に焦点を当てるならば僕はお勧めの業界だと思ってます。
商品の扱いが難しい(ムチ)
頻繁にトラブるので問題解決能力が嫌でも身につく(ムチ)
感謝されたときはほんとに気持ち(アメ)
こう見るとよくできた成長環境だと思いませんか?笑
おすすめはしませんが事実として成長できる環境要素はかなりあります。
就活生へ
業界を決めることは確かにすごく大事ですが
何のためにその業界なのか?
そもそも何のために就活という選択肢なのか?
しっかりと考えて自分の人生の糧となるスタートを切れるようにしてくださいね!
人材企業にいると新卒1か月で辞めましたって人も見ます。
なんで間違ったと思った選択をしたのか、してしまったのかはこちらを読んでね!
業界地図を見るだけでも大枠の部分がつかめるのでお勧めです。
僕は眺めるだけ眺めて就活してる気になってました笑